家の周りの害獣
■ハクビシン
体の大きさは頭から尾の付け根まで60~70cmぐらいで、普通に見かけるネコよりも少し大きいくらいです。ほぼ日本全土に分布しています。夜行性で昼間は樹の洞や岩の穴などにいますが、近年はよく住居に侵入し天井裏で休息して糞や尿による被害があります。夜になるとエサを探しに外に出かけます。建物に隙間があると天井裏に侵入したりします。
■ネズミ
家ねずみと野ねずみがいて、野ねずみは屋外で生活していますが、家ねずみと呼ばれる「ハツカネズミ」「クマネズミ」「ドブネズミ」の3種は人間の建物に侵入・定着する習性を持ちます。一般家屋では天井裏、排水溝、台所、浴室、トイレ、壁の中や空間等が重要なポイントで、建物に隙間があると侵入してきます。
■コウモリ
人家に住みつくコウモリは「イエコウモリ」で、昆虫を主食としているため吸血したりしませんが、家屋の屋根裏などを休眠場所とします。繁殖力が高く住みつくと多量の糞やダニからの感染症にかかる可能性があります。玄関先などに黒い糞がまとまってあったり、夕方屋根裏からコウモリが飛び立つ姿を見かけたら家屋に住みついている可能性があります。11月ごろに冬眠しますが、3月中頃から行動します。
■ヘビ
日本全土で最もよく知られている無毒ヘビには「シマヘビ」「アオダイショウ」がいます。毒蛇には水辺に生活している「ヤマカガシ」、「マムシ」などがいます。人家に侵入してくるヘビは、ほとんどが無毒の「アオダイショウ」です。エサであるねずみがいるとヘビの生活場所となります。ヘビを見かけてもむやみに触ったり捕まえようとしないことです。
■モグラ
モグラは土中に直径4~5cmのトンネルを作り、その中をパトロールしてミミズや昆虫などを捕獲してエサとしています。目が見えなく鼻もわるいため、かすかな振動を探知してエサをみつけます。トンネルを掘るため、芝生や庭園、畑などに被害がでます。
■ドバト
ドバトは日本全国に分布し、数羽から数百羽の群を作り、単独で生活することは少ない寿命は10年~20年。ドバトの被害は環境的被害、衛生的被害、農業被害に大別される。住環境における被害としては食糧、物質、洗濯物等の汚損、鳴き声による安眠妨害等々あるが、糞による汚染被害が最も多い。また、寄生虫であるダニ類による刺咬被害や病原体の媒介が問題になります。防除としては、忌避法(忌避剤・音波など)やネットの活用によって侵入防止を行なう方法があります。
■その他の有害鳥獣
上記以外にも有害鳥獣は、タヌキやイタチアライグマなどの動物やカラスやツバメなどの鳥類などさまざまですので、それぞれに応じた対策を行ないます。
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